ちまちま日記(=^・^=)(=^・^=)

ちまちまやっています。

   

私が、"ねこ勉〜Cats Learning〜" で泣いてしまう理由。

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ねこ勉〜Cats Learning〜 - YouTube

 

 

 

 崖の上のポニョ、でしたっけ、映画。

友達数名で観に行って、大号泣して。

 

それに近いんですけど、このねこ勉は、何回かブログに載せているのですが、

必ず泣いてしまうんです。

 

ポニョでは、車椅子のおばあさんたちが、楽しそうに走っている姿になるシーンがあって、もう、そこで大号泣で。

 

そこに、祖母の姿が重なってしまって。

 

私を、育ててくれて、認知症になり、私や他の家族がわからなくなり、転んで寝たきりになり。

 

96歳で、入院中に亡くなりました。

 

在宅介護で、いろんな介護サービスを受けながら、高齢の家族と介護してきました。

 

でも、肺炎になり、入院しました。

 

最期の数日間、病院の個室で酸素マスクの祖母と過ごしました。

膜がかかったみたいな、不思議な空間でした。

 

くらげの膜の中を走るおばあさんたちと重なってしまいました。

 

旧姓を名乗り、歳は25歳だと言っていました。

 

最期は、うっすら笑顔で、解放された顔でした。

 

 

ねこ勉の猫たちが、おじいさんを亡くして寂しくなってしまった時に、勉強してきたことを披露して、泣いていたおばあさんが笑顔になる。

 

「おばあちゃん」、が浮かぶ。

 

先代の亡くなった猫たちと暮らしてきた時代。

 

 

感傷的になってしまう。

 

時間に、追いつけない自分が、いる。

 

そうこうしているうちに、介護してきた家族が高齢になって、最期を看取れなかった遠方の家族も高齢になって、自分も歳をとって…。

 

私だけ、置いてけぼり、みたいな…。

 

でも、ねこ勉には救いがある。

 

私は、泣きたくなることからずっと逃げてきた。

 

辛い思いは、もうお腹いっぱいです、と言わんばかりに。

 

でも、泣いてしまうとわかって、観てしまうのは、泣きたいからなのかもしれない。

 

ポニョのおばあさんたちに、猫たちとおばあさんの日常に、彼女の面影を求めて。

 

いや、それだけじゃない。

 

たぶん、私は、私に、泣くことを許可したんだと思う。

 

泣くことで、少しずつ、何かを洗い流しているのかなぁ。

 

救済、赦し、それを想って泣いてしまうのかもしれない。

 

「作られた」動画です、でも、私にとっては「造られた」動画。

 

創造されてきて、動画になって、猫たちが出ているから、と何とはなく観て、泣く私。

 

泣いてもいい。

 

許可した私です。

 

猫たちとおばあちゃん。

 

すべてが愛しいです。